
遂にApple Watchの最新アップデートwatchOS6.1がリリースされました。
このアップデートでApple Watchのシリーズ1や2(第1世代第2世代)もwatchOS6に対応することになりました。
実際、Apple Watch5が発売されたのと同時にリリースされたwatchOS6ではシリーズ3以降のApple Watchしかアップデートできない状況だったため今後対応されないのでは?と不安を感じていた人もいたのではないでしょうか?
今回はwatchOS6.1で強化された内容についても紹介します。
こんな記事も読まれてます
watchOS6.1が遂にリリース!どんな改善があったのか
watchOS 6.1では、AirPods Proのサポート、改善、およびバグ修正が含まれます。また、このアップデートにより、Apple Watch Series 1とSeries 2がwatchOS 6に対応します。
引用:アップル公式サイト
Appleは今回のwatchOS6.1をリリースしてこのようなことを発表しました。
そのため、Apple Watch5が発売されて1ヶ月以上経過してもApple Watchシリーズ1や2といったモデルをお持ちの方はこのまま未対応になるのでは?と不安を覚えた人もいたはずです。
しかし、この度リリースされたアップデートで対応することになり、さらには先日発売されたAirPodsProにも対応したということでこれから安心して利用することができるようになりました。
ここではApple Watchシリーズ1やシリーズ2をお持ちの人にwatchOS6ではどんなことが可能になったのかをお伝えしていきます。
watchOS6で新たにできるようになったこと
AppleWatchの最新WatchOSへアップデートできない時の原因と対処法
Apple Watchのシリーズ1や2では最新のApple Watch5にはあって1、2にはついていない機能などもあるので全ての機能を利用することができるわけではありません。
しかし、アプリなどの機能面での進化した部分では同じように利用できるはずです。
今までApple WatchのアップデートではiPhoneが必ず必要でしたがwatchOS6からはApple Watch本体からアップデートすることが可能になっています。
また、アプリのインストールもApple WatchのApp Storeを使ってインストールすることが可能になっています。
Apple WatchのwatchOS6の全機能
ここで紹介する機能は全てのApple WatchでできることではありませんがwatchOS6から利用可能になった機能全てです。
watchOS 6
周期記録
- 新しい“周期記録” Appでは、出血量、症状、点状出血などの月経周期についての情報を記録します
- オプションで、基礎体温および排卵検査結果などの妊娠可能指標を記録します
- 月経の予測および通知により、次の月経が近づいていることを知らせます
- 妊娠可能期間の予測および通知により、次の妊娠可能期間が近づいていることを知らせます
ノイズ
- 新しい“ノイズ” Appでは、周囲の現在の音量レベルを表示します
- オプションで、周囲の騒音が、長時間聴くと聴覚に影響が及ぶ可能性のあるレベルにまで達した場合に通知します
- Apple Watch Series 4で利用可能です
ボイスメモ
- Apple Watchを使用してボイスメモを録音します
- 録音したボイスメモは、Apple Watchの内蔵スピーカーから再生するか、Bluetoothデバイスに接続して聴きます
- “音声入力”または“指書き入力”で録音の名前を変更します
- 新しく録音したボイスメモは、iCloud経由でiPhone、iPad、またはMacの間で自動的に同期します
オーディオブック
- iPhoneのApple BooksのオーディオブックをApple Watchに同期します
- 現在読んでいるブックを最大5時間同期します
- Wi-Fiまたはモバイル通信に接続したときにオーディオブックをストリーミングします
App Store
- 新しいApp StoreでApple Watch用のAppを探してインストールします
- 厳選されたAppやコレクションをブラウズします
- Siri、音声入力、指書き入力を使用してAppを検索します
- Appの説明、レビュー、スクリーンショットを表示します
- “Appleでサインイン”をサポート
アクティビティ
- iPhoneの“アクティビティ” Appでアクティビティのトレンドを追跡します
- トレンドは、過去365日間のパフォーマンスと比較して、過去90日間のアクティビティの平均指標を表示します。指標には、ムーブ、エクササイズ、スタンド、スタンド時間(分)、距離、有酸素フィットネス(最大酸素摂取量)、ペースウォーキング、ペースランニングが含まれます
- トレンド矢印が下を向いている場合、軌道を戻すのに役立つ具体的なコーチングヒントを表示します
ワークアウト
- “屋外ランニング”、“屋外ウォーキング”、“サイクリング”、“ハイキング”のワークアウトに現在の高度が追加されました。Apple Watch Series 2以降で利用可能です
- ワークアウト中に“ストップウォッチ” Appが文字盤に継続的に表示されるようになりました
- “ワークアウト”ミュージックプレイリストをシャッフルします
- TRUEとWoodwayのGymKitサポートを追加します
Siri
- Shazamであなたの近くで流れている曲を特定します。曲とアーティストの情報を取得し、Apple Musicライブラリに追加します
- SiriのWeb検索をサポートします。Web検索の結果を最大5つ表示し、タップするとApple Watch用に最適化されたWebサイトコンテンツが表示されます
- 刷新された“人を探す” AppとSiriが統合され、位置情報の問い合わせをサポートします
文字盤
- “数字・モノ”と“数字・デュオ”: アラビア数字、アラビア・インド数字、ローマ数字、デーバナーガリー数字で表示可能なデジタル文字盤です
- “メリディアン”: 画面いっぱいに表示される黒または白の文字盤です。4つのサブダイヤルのコンプリケーションが含まれます(Apple Watch Series 4のみ)
- “グラデーション”: 時間と共にデザインがダイナミックに変わります。フルスクリーンまたは円形(最大5つのコンプリケーション)で表示可能です(Apple Watch Series 4のみ)
- “カリフォルニア”: ローマ数字、アラビア数字、デーバナーガリー数字などの複数の数字スタイルをフルスクリーンまたは円形で表示可能です(Apple Watch Series 4のみ)
- “ソーラーダイヤル”: 24時間の文字盤に太陽の経路を円形にマッピングして太陽を追跡します(Apple Watch Series 4のみ)
- “モジュラーコンパクト”: アナログまたはデジタルの時間を選択でき、リッチなコンプリケーションを表示します(Apple Watch Series 4のみ)
- すべての文字盤でタップすると時刻を読み上げます。30以上の言語をサポートします
- オプションで、経時チャイムを受信およびカスタマイズします。触覚またはカスタマイズ可能な音声チャイムを使用して、1時間ごと、30分ごと、または15分ごとに通知を受信するように設定します
- Apple Watchから直接文字盤を並べ替える
- オーディオブック、計算機、モバイル通信接続、周期記録、ノイズ、風、降水確率、ボイスメモの新しいコンプリケーションが追加されました
- “インフォグラフ”と“インフォグラフモジュラー”に新しいモノクロのコンプリケーションが追加されました
その他の機能と改善:
- 新しい“計算機” Appでは、チップや割り勘を計算できます
- Podcast Appがカスタムステーションをサポートするようになりました
- “マップ”にスマートガイダンスと音声ナビゲーションが含まれます
- 刷新された“再生中” AppはApple TVのリモコンをサポートします
- “For You”でパーソナライズされたミュージックピックを利用できるようになりました
- 自動ソフトウェア・アップデート
- “トランシーバー” Appが刷新されました
- “アクセシビリティ”、“ワークアウト”、“ヘルスケア”などの設定がApple Watchで直接利用可能になりました
- 刷新された“人を探す” Appでは、Apple Watchで友達を追加したり、通知を設定したり、設定を変更したりできます
- 刷新された“リマインダー” Appでは、App内から直接、共有リストやサブタスクを表示したり、新しいリマインダーを追加したりできます
Apple Watchに関する過去の紹介記事
【WatchOS6以降】Apple Watchのアプリを削除する方法
【WatchOS6】Apple WatchのDockの使い方と削除方法
【最新版】Apple Watchアプリの表示/レイアウトを変更する方法
Apple Watchを通常の再起動する方法と強制再起動する方法
Apple WatchとBluetooth機器をすぐにペアリングする方法
watchOS6からApple Watchから直接最新OSへアップデートできるようになった
【最新版】Apple Watchのバンドの取り外し方と付け方ガイド
【最新版】Apple Watchをロレックスやエルメスの文字盤にする方法
Apple Watchを初めて買う時に参考になる全知識2019随時更新中