
今回もSONYサイバーショットRX100M7について紹介していきますが、本日は「モードダイヤル」についてです。モードダイヤルってカメラ初心者には難しそうというイメージを持っている人も多いと思いますが、僕もその一人です。
モードダイヤルっていうのはAUTOやSやM、Pと行ったダイヤル部分のことになります。カメラ初心者の人は難しそうだからという理由でその機能を使おうとするんですが、結局つかこなせるようになるまでに諦めちゃって結局いいカメラは持っているのに宝の持ち腐れ状態になることって多いんですよね!
ただ今回紹介するカメラ「RX100M7」は高級コンデジの中でも価格は一番高く、機能性が抜群なので1つ1つ機能を知って使い方を覚えていってもらいたいと思いますし、僕自身も購入者の一人なので使いこなせるようになりたいと考えています。
なので一緒に使いこなせるようになっていきましょう!
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RX100M7のモードダイヤルの機能・使い方を覚えよう!
カメラ初心者の人は僕も含め、難しい機能は使いこなせないと決めてAUTOのみしか使っていないという人って結構いますよね?これってすごくもったいないことですし、せっかくいいカメラを持っているなら挑戦してみることはすごく大切だなと思います。
AUTOっていう機能は、いい意味でも悪い意味でもそのままを写してくれるので、もっといい写真を撮れると自分でイメージしていたのにガッカリするってことが多くなってしまいます。
AUTO機能は旅行先などで人に写真をお願いするときなどに使った方が無難な機能。自分で写真を撮影するときは使用しない方がいい。
SONYのαアカデミー(アルファアカデミー)というところで使い方講座を受けにいったんですが、AUTOモードについては上記のようなことをおっしゃっていましたね。
なので、これからモードダイヤルについて機能を紹介していきますのでまずはわからないなりにもどんどんモードダイヤルで写真を撮影していきましょう!
RX100M7のモードダイヤル
それではRX100M7のモードダイヤルについて紹介していきます。すべてのモードダイヤル機能を紹介していきますが、αアカデミー(アルファアカデミー)ではカメラ初心者の人はA、S、Mだけでも使いこなせるようになるといいと思いますっていっていましたね!
各部名称がわからない方はこちらの記事を参考にしてください。
>>SONYサイバーショットRX100M7の各部名称を覚える
コントロールホイールは22番の部分です。
AUTO(オートモード)
良くも悪くもそのままを撮影してくれるモードです。人に写真撮影をお願いするときなどにこのモードにしてカメラを渡しましょう。自分で写真撮影するときは極力使わないこと。
RX100M7には、通常のオートモード(お任せオート)とプレミアムおまかせオートというオート撮影モードが搭載されています。
カメラ任せでシーン認識をして撮影したいとき、特に暗いシーンや逆光のシーンをより綺麗に撮影したいときに使う機能があります。プレミアムおまかせオートで写真を撮影する際は重ね合わせ処理をするので記録処理に時間がかかります。シャッター音が数回聞こえることもありますが写真は一枚です。
プレミアムおまかせオートの設定方法は
- モードダイヤルをオートにします
- メニューボタンを押します
- 撮影設定1を選択する
- オートモードを押します
- 希望の設定を選びましょう
P(プログラムオート)
プログラムオート機能は、露出(シャッタースピードと絞り)をRX100M7が自動設定してくれるモードです。プログラムオート機能では自分でISO(イソ)感度を好みの設定に変更することができます。
フラッシュを使用していないときにカメラが設定した適正露出のままシャッタースピードと絞り(F値)の組み合わせを変更することができます。コントロールホイールを回し絞り値とシャッタースピードの組み合わせを選んでください。
コントロールホイールを回すとモニターの表示がP→P※的なマークに変わります。解除するためにはモードダイヤルをプログラムオート以外にするか電源を一旦切って再度電源をオンにしてください。
A(絞り優先)
写真はイメージです。RX100M7で撮影したものではありません。
Aモードは絞り(F値)を優先するモードになります。ピントの合う範囲や背景のぼかし具合を変えて写真を撮影することができます。
- モードダイヤルをA(絞り優先モード)にします
- コントロールホイールで希望の数値に調整しましょう
・絞り値を小さくすると(2.8が最小)被写体の前後がボケます
・絞り値を大きくすると被写体の前後までくっきりピントが合います - ピントを合わせて撮影する
適正露出になるようにシャッタースピードが自動的に設定される。
S(シャッタースピード優先)
写真はイメージです。RX100M7で撮影したものではありません。
Sモードはシャッタースピード優先モードになります。シャッタースピードを調整し動きを止めて写したり軌跡を写したりするなど動くものの表現を変えた撮影が可能となります。
- モードダイヤルをS(シャッタースピード優先)にします
- コントロールホイールで希望の数値を選びます
- ピントを合わせて撮影します
- シャッタースピードを遅くするときは手ブレを防ぐためにも三脚を使いましょう!
- 室内スポーツを撮影する場合はISO感度を高くしてください!
M(マニュアル露出)
Mはマニュアル露出といい、絞り値とシャッタースピードの両方を調節して自分好みの露出で写真を撮影することができます。
- モードダイヤルをMにします
- コントロールホイールの下を押してシャッタースピードか絞り値を選択し、コントロールホイールを回して数値を調整します
マニュアル露出モードでもISO感度をISO AUTOに設定できます。調整した絞り値とシャッタースピードで適正露出になるようにISO感度が変化します。
プラス側:明るく写る
マイナス側:暗めに写る - ピントを合わせて撮影しましょう
MR(登録呼び出し)
よく使うモードやカメラの設定の組み合わせを予め登録しておき呼び出すことができるモードです。
- モードダイヤルをMR(登録呼び出し)にします
- コントロールホイールの左右またはホイールを回して好みの番号を選択
- コントロールホイールの中央を押して決定
動画モード
動画モードはのモードダイヤルのことです。動画撮影時の露出モードを設定できます。
- モードダイヤルを動画にしてください
- メニューボタンを押します
- 撮影設定2を選択し露出モードを押します
- 希望の設定を選んでください
- MOVIEボタンを押して撮影を開始します
メニュー項目の詳細
プログラムオート :
- 露出(シャッタースピードと絞り)は本機が自動設定する。
絞り優先:
- 絞りを手動設定する。
シャッタースピード優先:
- シャッタースピードを手動設定する。
マニュアル露出:
- 露出(シャッタースピードと絞り)を手動設定する。
引用:SONY公式サイト
HFR(ハイフレームレート)
ハイフレームレートで撮影する方法を詳しく知りたい方はSONY公式サイトのページでチェックしてください。
記録フォーマットよりも高いフレームレートで撮影することにより滑らかなスーパースローモーション映像を撮影し記録することができます。
スーパースローモーション撮影は、1秒間に撮影駒数以上のシャッタースピードで撮影します。例えばハイフレームレートを960fpsに設定した場合1秒間で960コマ撮影するので1コマのシャッタースピードは約1/1000秒よりも高速になります。
スイングパノラマ
写真はイメージです。RX100M7で撮影したものではありません。
これはiPhoneにもあるような横長の写真を撮影するときに便利な機能です。カメラを動かす間に複数の画像を撮影し合成して一枚のパノラマ画像を撮影できます。
- モードダイヤルを
スイングパノラマにします
- 被写体にカメラを向けます
- シャッターボタンを半押しした状態で構図の端にカメラを向けます
撮影前にコントロールホイールで撮影方向を変更することができます - シャッターボタンを深く押し込む
- モニター上の矢印方向へガイドの終わりまでカメラを動かします
SCR(シーンセレクション)
SCRというシーンセレクションモードは撮影状況に合わせて用意された設定で撮影することができます。
- モードダイヤルをSCNにしてください
- コントロールホイールを回して希望の設定を選びます
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他のシーンにしたいときはコントロールホイールを回すことで簡単にシーンセレクトすることができます。