
今回は、MacBook AirやProのデータバックアップを取るために、Macシリーズに最初から搭載されているTime Machineを使ってバックアップする方法について紹介します。
Time Machineを使えば「アプリ」「音楽」「写真」「メール」「書類ファイル」「システムファイル」など全てのデータを自動的にバックアップすることが可能です。
また、Time Machineを使ってバックアップしておけば、マックから削除したファイルもあとでバックアップから復元することが可能になるんです。
そんな便利な機能「Time Machine」でバックアップする方法など役立つ情報を紹介します。
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【Mac版】MacBook Air/ProでのTime Machineバックアップを作成する
Time MachineがあればMacBook AirやProなどのアップルデバイスは簡単にバックアップを取ることができます。
ただ、1つ注意点もあって外付けのストレージデバイスが必要になります。
外付けストレージデバイスを接続し、バックアップディスクとして選択することで初めてTime Machineでバックアップを作成することができるんです。
Timemachineは、過去24時間分の毎時間のバックアップ、過去1ヶ月分の毎日のバックアップ、過去のすべての月の1週間ごとのバックアップを自動保存で作成してくれます。
バックアップディスクの容量がいっぱいになると一番古いバックアップから削除していくようになります。
外付けストレージデバイスの容量には注意!今は安くても容量が大きいものもある!
外付けストレージデバイスをお持ちであればここはスルーしていただいてOKです!
ですが、使っているMacBook Air/Proのデータ量によっては外付けストレージデバイスの容量が足りずバックアップに失敗しましたと表示されることもあるので注意してください。
こんな風に容量が足りないとお知らせしてくれます。僕の場合はUSBメモリにバックアップを取ろうとしたんですが、バックアップ94.87GBが必要なのにUSBメモリは32GBだったのでバックアップを作成してもらえませんでした。
なので、パソコンバックアップ用で以下のような安いものでいいと思うのでバックアップ用ストレージを準備することをおすすめしておきます。
今は、上の画像のような1TBの容量のある外付けストレージデバイスが6000円以下で購入できるのでパソコンのデータのバックアップ用で持っておいてもいいと思います。
ちなみに僕は紹介している外付けストレージデバイスを購入しています。
また、テレビの録画用としても使えるのでバックアップ用で持っておいて損はないでしょう!
Time Machineを使ってMacBook AirやProのバックアップを作成しよう!
それでは、Time Machineを使ったバックアップの作成方法について紹介していきます。
基本的に外付けストレージデバイスを接続して、あとはちょこっと設定をオンするくらいなので、初めてMacBook AirたProを購入した人でもすぐに設定してバックアップを作成することができるはずです。
バックアップを作成するストレージデバイスをバックアップディスクとして選択する
まずは外付けストレージデバイスとバックアップを作成したいMacを接続してください。
ストレージデバイスを接続すると、そのストレージデバイスによっては「Time Machineでバックアップを作成しますか?」というような確認メッセージが表示されることもあります。
このような表示が出た場合は、「バックアップディスクを暗号化」にチェックを入れます。
その後、「バックアップディスクとして使用」をクリックしてください。
デバイスを接続したけど確認メッセージが表示されない場合
メッセージが表示がされないというときは、
- システム環境設定を開きます
- Time Machineをクリックします
- Time Machine画面でカギがかけられている場合はカギを開けます
- バックアップディスクを選択…をクリック
- バックアップディスクとして選択可能なディスクを選択し「バックアップディスクを暗号化」(推奨)にチェックを入れて「ディスクを使用」をクリックします。
- 選択されたストレージデバイスがTime Machineで必要なフォーマットになっていない場合はまずディスクを消去するようにメッセージが表示されます
この場合は「消去」を選択し先に進みましょう!バックアップディスク上の情報がすべて消去されます。
この消去をしなければバックアップディスクとして使えないので問題がある場合は別のバックアップディスクを準備する必要があります。
バックアップするときは便利な自動バックアップを利用しよう!
バックアップを自動作成にチェックを入れれば自動でバックアップを作成してくれます。
逆に手動でバックアップしたい場合は、一番上のメニューバーのTime Machineアイコン(右上)をクリックしメニューから「今すぐバックアップを作成」をクリックしましょう。
バックアップの進行状況を確認したり、進行中のバックアップを中止する場合も同じメニューから行います。
Time Machineを使ってバックアップできない時の確認事項
- Mac側のmacOSが最新版であることを確認してください
- 最新版にアップデート後は再起動して確認してください
- バックアップディスクとして選択したストレージの空き容量があるか確認する
AirMac ベースステーションを確認する
- AirMac Time Capsule を使う場合や、ドライブを AirMac Extreme ベースステーションに接続して使う場合は、AirMac のファームウェアが最新であることを確認します。
- ベースステーションを再起動して、問題が解決したか確認します。再起動するには、ベースステーションを AC 電源から取り外し、5 秒経ってから接続し直します。
ネットワーク接続を確認する
サーバや AirMac Time Capsule に、または AirMac Extreme ベースステーションに接続したドライブにバックアップする場合は、Mac がバックアップドライブと同じネットワークに接続されているか確認してください。ワイヤレスネットワークは Wi-Fi ステータスメニューから選択できます。
バックアップを確認する
サーバや AirMac Time Capsule に、または AirMac Extreme ベースステーションに接続したドライブにバックアップする場合は、最新の Time Machine バックアップを調べて、バックアップの妨げになる問題がないことを確認してください。
- キーボードの「option」キーを押しながら、メニューバーの「Time Machine」メニュー
をクリックし、「バックアップを検証」を選択します。
- Time Machine でバックアップに問題があることが検出されると、詳しい情報を記載したメッセージが表示されます。画面の指示に従います。
ドライブを確認する
- Mac や AirMac Extreme ベースステーションのポートに接続したドライブを使う場合は、ドライブの電源が入っているか確認してください。
- USB ハブや似たようなデバイスを使う場合は、ドライブを Mac やベースステーションに直接接続してみます。
- 外付けの他社製ドライブにバックアップする場合は、ドライブのメーカーにお問い合わせの上、ドライブのファームウェアが最新か確認してください。
- 外付けのドライブにバックアップする場合は、ドライブのフォーマットを確認してください。Time Machine を使うには、外付けのドライブを Mac の起動ディスクと同様に Mac OS拡張 (ジャーナリング)、GUID パーティションテーブル (GPT) でフォーマットしておく必要があります。Time Machine で使う対象として別のフォーマットのドライブを選択した場合、そのドライブを Time Machine で使えるように消去するように案内されます。
ディスクを再フォーマットすると、そのディスクに保存されているデータがすべて消去されます。必要に応じて、重要なファイルは前もって別のディスクに移動しておいてください。ドライブが正しくフォーマットされている場合は、Time Machine をオフにしてから、問題がないか確認してください。
- AirMac Time Capsule のドライブを調べるには、AirMac Time Capsule ドライブの検証手順に従ってください。
- Mac に接続した外付けドライブを調べるには、「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダからディスクユーティリティを開きます。ディスクユーティリティの First Aid 機能を使ってディスクを検証してください。起動ディスクについても同様に検証してください。
ドライブが正常であると検証されたら、またはドライブが正常に修復されたら、Time Machine を再びオンに戻せます。
Time Machineを使って復元するときに注意してほしいこと【復元できないを回避】
ここでは深くは紹介しませんが、将来現在のバックアップを使って復元することもあるかと思います。
例:現在のMacBook Airから新しいMacBook Airへ買い換えた場合など
Time Machineバックアップを使用して復元する場合、復元先のMacとTime MachineバックアップのmacOSのバージョンが違うものだと復元することができません。
Time Machineのバックアップで復元する場合は、バックアップのmacOSと復元させるデバイスのmacOSが同じであるか確認するようにしてください。
さらに、Macデバイスは購入時の初期インストールされているmacOSより古いmacOSをインストールすることはできません。
そのため、新たなMacデバイスを購入しバックアップで復元したくても、バックアップのmacOSが以前の古いOSだと復元できないことがあります。
この点は注意しましょう!

常にTime MachineのバックアップはOSを最新版にしてバックアップを取るようにしておきましょうね!
Time Machineを使ってバックアップできない時の最終手段!アップルサポートへ連絡
Time Machineを使ってバックアップできない場合は、アップルサポートへ連絡しましょう!
まずは自分で調べてみて、それでも解決できなければ電話などでサポートして解決しましょう!
Time Machine以外のMacのバックアップ方法
実は、Time Machine以外でMacシリーズ(MacBook Air/Proなど)のバックアップを行う方法はあります。
それが、iCloudを使ったバックアップ方法です。
この方法についてはまた別の記事で紹介しますのでしばらくお待ちください。
ーーーーー2019年9月13日追記ーーーーー
iCloudでバックアップを作成する方法【MacBook Air/Pro編】
Time Machine(タイムマシン)でバックアップする方法2019まとめ
ここまでTime Machineでバックアップを作成する方法について紹介してきました。
基本的には外付けのストレージデバイス(USBや外付けHDD)があれば初めて使う人でも簡単にバックアップを取れるようになりますし、今回紹介した手順で簡単であるということは理解していただけたと思います。
もし、わからなければいつでもコメント欄でご質問いただければすぐに返信いたします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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